Mrs Toku Isaka (井坂とく) of Matsusaka, Mie, Japan, died on 2 November 2022, aged 111. At the time of her death she was the oldest living person in Mie prefecture. Mrs Isaka was born in the same city on 26 September 1911.
May she rest in peace.
三重県内最高齢111歳 2日、老衰のため 井坂とくさん大往生
2022年11月04日(金) 15:58 1面去年の誕生日に自慢のハーモニカを披露し笑顔の井坂さん =山添町の自宅の庭で
遺族「子供の笑顔生きがいだった」
県内最高齢の111歳で、三重県松阪市山添町の井坂とくさんが2日午後10時18分、老衰のため、自宅で家族らにみとられて亡くなった。明治、大正、昭和、平成、令和と五つの元号を生きた最後の松阪市民だった。小学校教諭や幼稚園園長として幼児教育に携わった生涯を振り返り、遺族は「子供たちの笑顔が生きがいだった。天寿を全うさせていただき、支えてくださった多くの方に感謝申し上げたい」と話している。
井坂さんは1911(明治44)年生9月26日、同市西黒部町生まれ。県女子師範学校卒業後、宮前、漕代、第五の各小学校などで教諭をし、私立梅村幼稚園では園長も務めた。退職後は絵画創作を通した子供の教育を実践し「造形表現で生きる総合保育」(明治図書)を出版。教育理論を広めるため、県内の幼保施設を巡回したボランティア活動や講演会活動にも取り組んだ。
今年の誕生日には体力の低下も見られていたが、同居する長男・剛さん(86)や多気郡多気町相可で暮らす長女・寛子さん(82)らが祝福。普段、見守りをしている孫嫁・貴子さん(57)とは結婚のなれ初めの話などで盛り上がった。9月30日の市長表敬訪問の際には、得意のハーモニカで童謡を何曲も披露する場面もあった。食が徐々に細くなり最後は水分も取らなくなったが、亡くなる1週間ほど前までは果物やヨーグルトなども口にしていた。
剛さんは「母は小さな子供たちのことしか頭になかった人。どこに行っても『幼児教育とは』と語っていた。長い人生、言うなれば子供さんの笑顔とすくすく育っていく姿を生きがいにした人生で、それが一番の楽しみだった。支えてくださった子供さんや先生たちのおかげで天寿を全うさせていただいた。いい人生だったと思う」と振り返った。
前夜式は4日午後6時から自宅で、葬儀は5日午前11時30分から殿町の日本キリスト教団松阪教会で。いずれもキリスト教式で家族葬で営まれる。喪主は長男・剛(つよし)さん(86)=元高校教諭。葬儀担当は、さくら葬祭。
Overduidelijk misschien.